旅の扉

紫式部を辿る旅1〜越前へ、永平寺〜

Mariho

紫式部を辿る旅〜越前和紙の里①

ついに念願の越前にやって参りました。北陸新幹線かがやきに乗り、福井駅に到着。恐竜の骨が出迎えてくれました。早速、インフォメーションセンターへ。『光る君へ』ブームで紫式部や平安めぐりの幟が立っています。和紙の里の情報を集め、レンタカーを借りて、さあ出発!雨の降りしきる福井の街を、まずは道元禅師にご挨拶。永平寺目指して進みます。禅の曹洞宗開祖、道元禅師の開いた総本山です。雨の永平寺は、人も少なく、銀杏の黄葉が始まり、緑と黄色、そして何より苔が雨に濡れ、輝くような美しさでした。

正法眼蔵随聞記を読み、現6代目中村勘九郎さん演じる道元の映画を観、道元禅師の世界にいつか行ってみたいと憧れていた私にとって、ここは聖地。拝見したいと思っていた、道元禅師の真筆をついに拝見することができました。

大本山永平寺 瑠璃聖寶閣で普勧坐禅儀一巻(国宝)を拝見することが出来ました。道元禅師34歳の書。

1227年、中国宋より帰国し、最初に著述されたものです。想像通りの清らかな、それでいて温かみのある筆跡。誠意をもって何事にも正面から向かうようなお人柄が、筆遣いに現れていると感じました。

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「書道一推し‼️」 私は、人生を書道と共に歩んできました。 断言出来ることは、最高に面白い‼️ということ。 これからその書道の魅力の数々を、これまた大好き❤な平安時代と共に作品を通して、お伝えしていきます。 書道嫌いと思っているあなた!書く時代は終わったと思っているあなた!是非ご一緒に扉を開けて下さい!全ての始まりの新年、さあ、ご一緒に‼️
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