古筆について
Mariho
↑ 糟色紙(西本願寺本三十六人家集)Wikipediaより
古筆?古い筆のこと?いえいえ、古筆は、『こひつ』と読み、古人(いにしえのひと)が書いた、優れた筆跡のことをいいます。平安時代から、鎌倉時代にかけて書かれた和様の書、特に仮名の優れた書のことで、日本には、数々の名品があります。
古筆には、それぞれの書き手の個性があり、美意識があります。古今集を書いた調度手本が多いのですが、紙(お料紙と呼びます)も唐紙(中国伝来のもの)から日本で作られた繊細な美しい紙まで多種多様。紙の綴じ方も巻紙あり、冊子ありと多彩です。まさに日本の美意識の粋を極めた、世界に誇る文化遺産。しかしながら、展覧会でも、『よめないね。』で通り過ぎられていることが多いのが現状です。
日本語なのに、仮名なのに、何故読めないのか。それも含め、解説していきます。どうぞお付き合いくださいね。

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