推し❗️藤原公任
Mariho
待ってました!一推しの藤原公任。
『光る君へ』では、町田啓太さんが演じています。早速『孟子』を誦じて、流石、知の巨人、公任です。道長とは同じ年、雨夜の品定めを思わせる貴公子の場面ワクワクしました。
公任といえば、『三舟の才』で有名ですね。
ある年の秋、藤原道長が大堰川で舟遊びを催しました。今の渡月橋のあたりです。
漢詩の舟・管弦の舟・和歌の舟と分けて、それぞれの得意な船に乗り、才芸を競い合いました。どれも才に長けている公任は、どこに乗るのか、とみんな注目していました。公任が選んだのは、和歌の舟。
詠んだ歌は、『朝まだき嵐の山の寒ければ紅葉の錦着ぬ人ぞなき』(拾遺和歌集)散りかかる紅葉を錦の衣に見立て、朝早くて嵐山は寒いから、山風に散り舞う紅葉の錦の衣を着ない人はいない。という工夫に富んだ歌。
当時の人々は、流石公任👏と思ったことでしょう。これからの道長や紫式部とのやりとりが楽しみです。
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