藤原公任の筆跡
Mariho
三舟の才の公任は、漢詩も、管弦も、和歌も全てに才のある、教養人のトップリーダーという話を『推しの扉』でしました。
ではそんな公任は、どんな字を書いていたのでしょうか?
公任の筆跡を探ります。
藤原公任といえば、「和漢朗詠集」
「光る君へ」でも、道長の兄、藤原道隆が若い公達を集めて漢詩の会を開いて結束を深めてましたよね。
「和漢朗詠集」は、今でいうところの、カラオケ用歌本。現代の皆さんも、宴会といえば、飲んでカラオケで歌って🎵となりますよね?
平安時代も同じ事。貴族達も集まって、漢詩を吟じたり、和歌を詠いました。上司と社員がカラオケ行って、一緒にガンバロー‼️と、絆を深めるのと同じです。その時の歌本が、「和漢朗詠集」なのです。
当時のNo. 1教養人、藤原公任がセレクトした、季節ごとに漢詩と和歌を取り合わせた優れた歌本です。当時、大人気‼️その証拠に沢山の写本(書き写したもの)が残されています。(和漢朗詠集については次の機会に)残念ながら、公任の書いた「和漢朗詠集」は残っていませんが、
有職故実を記した「北山抄」を手掛かりに
公任の筆跡を探ってみましょう❗️
(創作の扉へつづく)
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