平安時代の女性作家たちについて

大河ドラマには様々な女性作家たちが登場して、平安文学ファンをときめかせてくれていますね。

そんな作家たちに対して、ヒロインのまひろが、アドバイスして生まれた作品が、『枕草子』と『和泉式部日記」ということになっていました。

自分の力ではどうしようもなくて悲しい時や辛い時、文章を書くことによって、その思いを昇華させ、美しい作品を生み出したのが平安時代の女性作家たちです。

11世紀の日本で女性作家が多く活躍したのは、世界的にも稀なことでしたが、それは社会における女性の立場が弱く、様々な試練の中で苦しみ抜いたからこそ生まれた奇跡だったと思います。

とはいえ、どんな苦境に陥っても自らの力を生かして立ち上がり、珠玉の文学作品を世に残した逞しさは素敵です。

そんな日本女性の血を引いた私たちも頑張ろうと思えます。

Miyako

なし

平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう！