旅の扉

平安内裏の今と昔

Miyako

現在の京都御所は、天皇の一時的な居所として使用された土御門東洞院殿を発展させたものですが、正殿の紫宸殿や天皇の居所である清涼殿などが素晴らしい姿で蘇っています。

御所の東南に位置する仙洞御所は退位した上皇の御所で、大宮御所は皇太后の御所でした。仙洞御所の建物はもうありませんが、二つの御所のお庭は繋がっていて、とても広い庭園になっていました。

そして、仙洞御所の北には、紫式部も女房として過ごした土御門殿(道長邸)跡地の看板も!

一方、昔の平安京の内裏は現在の御所から2キロほど西に位置していました。住宅地になった道路の所々に旧内裏の御殿の位置を示す石碑が建っています。

今回の旅では、后たちが暮らした後宮付近に建っている京町屋宿に泊まってきました。

三和土(たたき)のある玄関、格子戸や障子、掘炬燵に坪庭もあって、京都にいる実感がわきます!

千年前はお妃さまや女房たちが暮らしていた場所に泊まるなんて、ドキドキします。一軒宿は初めてでしたが、とても落ち着ける場所でした💕

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
Miyako
Miyako
なし
平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう!
記事URLをコピーしました