旅の扉

古代の聖地巡礼~伊勢・熊野

Miyako

伊勢神宮と熊野三社、二箇所のパワースポットに詣でてきました。伊勢神宮は日本で最も格の高い神社です。平安時代には天皇の代わりに斎宮が神に仕えました。『源氏物語』で六条御息所が斎宮になった娘と共に伊勢に下った場所です。

天照大神を祀る内宮の鳥居は他の神社の鳥居と形が異なるのですが、分かりますか?二段目の横木の両端が柱を貫かず、通常、額が付く真ん中の板もありません。

次は熊野大社へ。

途中で熊野古道に立ち寄りました。昔は大きな門があって、大門坂と呼ばれる場所。

現在は石畳や石段が整備されていますが、昔は何もない道でした。

ここは急勾配ですぐに息があがりそうです。長い古道は私には歩けそうもありません。

熊野三社の御印は三本足の八咫烏。速玉大社、那智大社、本宮大社のそれぞれの神社の八咫烏のマークは異なっています。本宮のマークはやはり堂々としていますね。

熊野本宮大社は最初は熊野川の傍にあったのですが、洪水で流されてしまったため、山の方に移動し現在の位置になったということです。

もとの場所には日本で一番大きな鳥居が立っています。なんと高さ33.9メートル‼ 周囲の一面の緑と広い空をバックに悠然とそびえ立つ姿が雄大でした。

 

念願の那智の大滝に到着です。前日が雨だったので、いつもより水量が多く、豪快な水しぶきを上げて落ちる姿が見事でした。御瀧そのものが御神体として祀られている那智大社の別宮です。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
Miyako
Miyako
なし
平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう!
記事URLをコピーしました