旅の扉

石山寺 Part2 紫式部とヒカル君

Miyako

山門をくぐって右手側、出向かえてくれたのが三体の大津ヒカル君。以前、光源氏のゆるキャラが石山寺にいることを知り、会いたいと思っていたので、うれしかった♡

石段を登った正面にまず目に入るのは、石山寺の名前の由来となった巨大な岩盤と、その上に立つ多宝塔。圧巻の風景です。

岩盤を登ると、真下に瀬田川、彼方に琵琶湖を望む月見亭があります。紫式部が琵琶湖の湖水に映る月を観て、『源氏物語』の構想を得たという伝説にちなむ場所。

本堂横の紫式部源氏の間にいる紫式部と娘賢子のお人形は、お色直しのためお留守。3月には綺麗になった母娘が戻ってくるそうです。

境内には紫式部の供養塔もあり、まさに紫式部と共に歩むお寺。でも、石山寺には紫式部だけでなく、清少納言、和泉式部、道綱母、孝標女などの著名な平安女性作家たちが、こぞって詣でました。それだけ御利益があったのですね。

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平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう!
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