道綱母が登場!
Miyako
いつ登場するのかなぁと待っていた人の1人、『蜻蛉日記』の作者がついに大河に登場しました。才色兼備の歌人で、兼家の妻の一人。正妻になれず兼家の夜離れに苦しみながら、訪れた夫を門の外に閉め出した後に詠んだ和歌が百人一首にもあります。
嘆きつつ一人寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る
1人で嘆きながら寝る夜がどんなに長く辛いか貴方に分かりますかと訴える歌ですが、兼家の気持ちを動かすことはなかったようです。
そんな彼女と兼家を繋げる頼みの綱が一人息子の道綱でした。本妻の息子たちに比べて凡庸だったようて、あんな感じだったのかなとも思いました。
兼家にとって、この母子は重要人物ではないので、登場場面はあまりないかもしれませんが、道綱は花山天皇退位に少し絡んでいたようなので、この先の重要場面で登場するかも…。
いずれにしろ『蜻蛉日記』は『源氏物語』に影響を与えた作品なので、登場してくれて良かったです。
ABOUT ME