大河ドラマ 

宣孝と紫式部。そして蔵之介さん

Miyako

山吹色の派手な装束を着て御嶽詣でをした藤原宣孝の話は『枕草子』に書かれていることで知られていますが、大河でそれを再現するとは思わなかったのでビックリ!

かなり目立つその姿を紫式部が肯定的に見ていましたね。それは、宣孝のエピソードを取り上げた清少納言を『紫式部日記』で批判したという説があるからでしょうか。清少納言自身は宣孝を笑っていないのですが‥

そもそも藤原宣孝は人が驚くことをあえてするタイプで、紫式部に送った手紙には朱色の点々を散らし、これは私の血の涙だと書いたりしています。大河で紫式部とどのように結ばれるのかは見どころですね。

宣孝は紫式部より20歳以上も年上で正妻や妾もいるのですが、結婚して間もなく娘が生まれ、それなりに幸せな時もあったと思われます。でも結婚3年目に彼が病死して、紫式部の人生はまた変わっていきます。

ところで宣孝を演じている佐々木蔵之介さん、とてもいい感じで、宣孝のイメージがアップしました。彼は京都の酒造店の息子で、弟さんが家を継いでいるそうです。蔵之介の名はご実家に因んでいたのですね。

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平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう!
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