旅の扉

逢坂の関を越えて

Miyako

都から東国へ向かう境目にある逢坂山の関址。昔はもっと山深い道だったのを掘り下げたので、正確な位置は不明ですが、今も車の行き来の激しい場所でした。

逢坂の関は有名な歌枕。特に著名な3つの歌の歌碑が並んでいました。

 これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関  蝉丸

 夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ  清少納言

 名にしおはば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな 三条右大臣(定方)

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
Miyako
Miyako
なし
平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう!
記事URLをコピーしました