えとせとら

ノジギクを訪ねてPart2~移ろふ菊の花

Miyako

前回は牧野植物公園のノジギクを紹介しましたが、その後、横浜市こども植物園にもあるという情報を見つけて訪ねました。そして、ノジギクの変種のアシズリノジギクがかろうじて咲いているのを見つけました。職員の方によると、今年は猛暑でノジギクがあまり咲かなかったということでした。

もうこの冬は終わりかなと思っていたところ、正月に偶然通りがっかった地元の神社の片隅に、なんと白い可憐な菊が咲いていたのです!

葉に白い縁取りがあるので、これもアシズリノジギクのようです。そして、そのとき撮った別の写真の白菊の背後には、なんとなく色づいた花がぼんやり映っていたので、数日後にもう一度神社を訪れて見つけました!

薄紫色に色づいたたくさんの花たちです。今朝方の冷たい雨で一気に色づいたのでしょう。平安文学の菊は咲き終わりに「移ろふ花」として和歌にも詠まれたのですが、その実物が見られて感動的です。

最近は菊ばかり探していたので、道端の菊に敏感になってしまったようです。ノジギクでなくてもそれに近い色づいた菊が町中に咲いているのを次々と見つけました。

あまり手入れはされていないけれど、野原でなく民家の敷地に咲いているのは、かつて人の手で植えられたからでしょう。大きくて色の濃い華やかな菊たちに対して、ノジギクの薄紫色の小花はつつましい感じがしました。

皆さんの町にも咲いているかもしれません。梅もまだ咲かないこの時期に、昨年の冬から咲き続けて最後に色づく野菊の花たちを探してみませんか。

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平安文学と出会ってその世界に魅了され、読み続けています。1000年前に確かに生きていた人の息遣いを感じると心が震えます。自然や人を深く愛した日本文化を大切に、そして一緒に楽しみましょう!
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